代表あいさつ

代表あいさつ

「喜・怒・哀・楽」と人の気持ちの表し方は様々ありますが、「笑う」という動作は生物学的にも人間のみが保有している能力だそうです。喜んで笑う、楽しくて笑う―― 他人の“笑顔”を見ると自分まで楽しくなってしまうことがあります。また、嫌なことがあっても楽しく笑い飛ばすことでストレスを解消する人もいるでしょう。
その「笑う」ということが、介護が必要となった方やその家族の中には少なくなることがあります。その原因として、要介護者では今まで自分でできていたことができない、介護者では介護負担が多くなったなどが考えられます。

福祉用具は、これらの問題を解消するための方法のひとつです。例えば、歩行に不安があり外出できなかったが、杖、車いすを利用し外出できた。風呂での転倒が心配で気が進まなかったが、手すりやシャワーチェアを利用することで安心して気持ちよく入ることができた。また、オムツ交換が大変だったが、電動ベッドを利用することで負担が軽減されたなど。私はこのような経験をした方々にお会いしてきて、より多くの方に自分でできる喜びと安心して介護が続けられることを感じてほしいと思っています。

介護者(家族、ヘルパー)の笑顔が要介護者の笑顔につながり、要介護者の笑顔は介護者の笑顔につながります。私は、福祉用具を通じてそれらが住み慣れた地域社会にいくつも、そして幾重にもなるよう“笑顔の輪”を拡げていきたいと考えます。